グリーヴァ『妄想主義者ノ背徳。』
- 品番: AMWK-20
- 発売日: 2015/7/1
3枚同時シングルリリースよりほどなくして発売されたミニアルバム。
シングル曲は一曲も入っていません。
Type [艶]
★★
いかにもライブの入場曲と言った感じのインストゥルメンタル曲。
自己精神殺害推進會
★★★
掛け合いなどのライブ映えするパートで構成された、徹頭徹尾ライブ向きの暴れ曲ですね。
CDだと少し単調に感じてしまう部分があるのは否めませんが、リードギターはなかなかいいフレーズだと思います。
妄想主義者ノ背徳
★★★★
2分32秒とコンパクトな尺の中で目まぐるしく曲調が変わる曲。
基本的にハードな曲なのですが、グリーヴァの『サビはメロディアス』と言う良点が十分に堪能できる、良質な歌メロを持っています。
サビで2小節トーンダウンしてからのツーバスなど、非常にV系らしいアレンジ。
Art play
★★★
DIR EN GREYの『Erode』にイントロとベースラインが似ていますが、さすがにプロダクションはこの曲の方がはるかにいいですね。
この曲もサビはメロディアスでバンドの持ち味が生きています。
ギターソロも既視感こそあるもののなかなかいいフレーズ。
夢デ逢ウ貴女ガ削除デキマセン。
★★
DIR EN GREYの『蒼い月』のようなイントロから始まるダークな曲。
途中には『蒼い月』の「Blue & Die」パートも。
パクリはともかく、ハードさにもメロディアスさにも特化していないので、あまり印象に残りません。
密室104号室 ~暗イ部屋二僕ト君~
★★★
基本的にはライブを意識した掛け合いなどがあるハードな楽曲ですが、やはりサビのメロディーが秀逸。
途中のオルゴールパートはあまり必要性を感じませんね。
腐『furan』乱
★★★★
ガゼットの『Carry』にイントロが似ています。
途中まではデスボイス中心なのですが、爽やかなギターソロの後にガゼットの『未成年』に似たベースフレーズが鳴り響き、エグい歌詞を爽やかなメロディーで歌い上げると言うなかなか面白い楽曲です。
総評
★★★
個々の楽曲は光るものを持っているのですが、あまりにも似た系統の曲が集まりすぎている感は否めませんね。
『終焉』のような多様性がほしいところ。
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