Kagrra,『百鬼絢爛』
- 品番: YZPS-10004(初回限定盤: YZPS-10003)
- 発売日: 2011/2/2
Kagrra,の最後の音源となったフルアルバム。
百鬼跳梁
★★
いかにもKagrra,のアルバム一曲目、と言った感じの荘厳なインスト曲。
特筆すべき点はありません。
契
★★★
PVが作られた点から考えてもアルバムのリード曲なのですが、何とも普通の仕上がり。
耳馴染みのいいポップ路線の曲で悪くはないのですが、少々パンチに欠けます。
隠恋慕
★★★★
『かくれんぼ』。
吉田拓郎を始めとして、広く普及している当て字ですね。
冒頭のサビ後のギターフレーズが硬派でいい感じです。
キャッチーなメロディーと死別を思わせる歌詞のミスマッチさも印象的。
3分に満たない楽曲ですが佳曲だと思います。
僕は此処にいるよ
もういいかい…? 返事をして…。
白ゐ嘘
★★
曲はいいけどメロディーがイマイチなシングル曲シリーズ。
どうにもサビのインパクトに欠けます。
鬼還
★★★
ダーク系なイントロからメロディアスなサビへ変化する曲。
月に斑雲 紫陽花に雨
★★
曲はいいけどメロディーがイマイチなシングル曲シリーズその2。
AメロとBメロはまだいい感じなのですがサビが致命的に弱い。
鬼咆
★★★★
イントロからスケール感があり、変拍子を刻むリズム隊がサビに向けて盛り上げてくれます。
サビのメロディーも良いのですが、終盤は少し単調に感じなくもないですね。
ギターフレーズも聴きごたえがあります。
魔夏の世の夢
★★★
インディーズ時代の『祭』シリーズのような雰囲気のある曲。
途中の笛の音などがアクセントとして機能していると思います。
四季
★★
曲はいいけどメロディーがイマイチなシングル曲シリーズその3。
雰囲気的にはアルバムの締めに向いていると言えますが、やはりサビの弱さが際立つ。
総評
★★★
アルバム曲は割と豊作ですが、とにかくシングル曲が足を引っ張っています。
9曲入りのアルバムならいっそシングル曲を一曲も入れないくらいの気概がほしかったですね。
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