Kagrra『桜』2nd
Youtube検索結果
- 品番: PSTA-0019
- 発売日: 2002/3/6
Kagrraの2ndミニアルバムの2ndプレス。
帯に『1stプレス完売御礼』と書かれています。
追加曲以外のレビューは1stの使い回しで対応します。
桜~再会の華~
★★★★★
今後Kagrraの曲で頻出することになる「桜」と言うワード。
そのトップバッターですが、圧巻の完成度を誇ります。
劇的なメロディーラインに心地よく刻まれる変拍子、和を感じさせるギターのカッティング、メロディーラインのように動き回るベース。
曲自体素晴らしいのですが、やはりサビのメロディーの秀逸さが際立ちますね。
2ndにして唯一無二の世界観を打ち出しています。
あの樹の様に貴女を優しく包んであげる
碧の葬列
★★★
インディーズ時代に頻出するタイプのバラード。
特に悪くはないですが、一曲目に比べると影が薄いですね。
妖祭
★★★
祭シリーズ。
怪しげに跳ねるリズムが祭り囃子を連想させます。
ベースラインとサビのメロディーが印象的。
なかなかいい曲だとは思いますが、ギリギリ星4つに及ばない感じです。
沙羅双樹の子護唄
★★★
メジャーデビュー後のバラードに通ずるものがあり、スケール感がある曲。
ですが、この段階ではまだバラードではバンドのポテンシャルを引き出しきれていない気がします。
後年のバラードはアレンジの練り込み具合が尋常ではないので。
桜(アコースティックVer)
★★★
2nd版の追加曲。
アコースティックギターではなくエレキギターが桜のキモだったんだなぁ、とよく分かってしまう曲。
ラスサビの歌詞が原曲から改変されていますが、ブックレットには歌詞の記載なし。
メロディーはそのままなのですが、個人的には原曲の方が圧倒的に好きです。
総評
★★★★
『桜~再会の華~』と言う超キラーチューンが入っている、のにアコースティック版の蛇足感が否めないような。
1stの方がまとまりがいいような気がします。
関連記事
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント